日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、サバンナ 八木 真澄さんの著書『年収300万円で心の大富豪』。
お笑い芸人でテレビや営業で活躍しながら、ファイナンシャルプランナーの資格も取得したという著者の八木さん。
この本では、そんな八木さんが日頃から実践している、お金の「考え方」「使い方」が紹介されていました。
その中で、私が実際にやってみたことや、既にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① 見栄を張らずに機能だけを見る
見栄を張ると、お金はどこまででも出ていきます。
腕時計は、ロレックスなら100万円。
1000万円する腕時計もあります。
ですが、腕時計は100円均一にも売っている。
何なら、スマホを持っていれば、腕時計自体が必要なかったりします。
100円の腕時計と1000万円の腕時計、教えてくれる時間は一緒。
要するに、価値が機能だけでは決まらないということです。
100円均一の腕時計をして、中古車に乗って、エコバッグで買い物をしている人。
ロレックスの腕時計をして、ベンツに乗って、ヴィトンのバッグで買い物をしている人。
行動・機能だけを見ると全く同じになります。
また、優越感にもお金がかかります。
優越感は、さらに高い車、腕時計、バッグを持っている人を見たときに、劣等感にかわる。
見栄、優越感、劣等感をなくし、機能だけを見ると、お金をかけずに、行動できるようになるのです。
私も、収入が少ないのに、見栄を張ってブランド物のバッグや洋服を、無理して買っていたことがあります。
でも、ブランド物を買わなくても、ユニクロやGUなどのプチプラアイテムで十分だし、むしろこっちの方が使い心地が良い。
そう気づいてからは、無理してブランド物を買うことがなくなり、お金もかからなくなりました。
お金がかからなくなったことで、少ない収入でも、確実にお金を貯めることができています。
② スーパーの食材に自分値段をつける
スーパーに並んでいる食材の値段は、需要・供給・仕入れ値など、さまざまな要素でついた値段です。
ただ、その値段は、本当にその食材が持つ価値をあらわすものなのでしょうか?
「その食材が手に入らなくなったときにいくらまで出せるか」
これを一つの判断基準にするのがオススメです。
八木さんは、カレーのルーなら、800円まで出せるそうです。
例えば、1箱のルーでカレーを8杯食べられるとしたら1杯100円となる。
それが今、1箱200円くらいで買えます。
今、スーパーに貼ってある値段ではなく、自分がその食材に出せる「自分値段」で考える。
それより安いとお得となります。
私も、最近高いなと感じているお米の自分値段を考えてみました。
5kgのお米なら、お茶碗約70杯分。
1杯100円の価値があると考えるなら、5kgのお米は7,000円の価値があるといえます。
物価が高くなったとはいえ、今スーパーで買える値段は7,000円より安い。
自分値段で考えると、物価高でも心に余裕を持てそうです。
③ 価値を10倍と思い込む
大切に使えば、一生使えるものはある。
そう考えれば、買う物はどんどん減っていき、資産的なマイナスもどんどん減っていきます。
物を大切にする、なくさないようにする。
そのために、自分が持っている物が、その10倍の価値だと思い込みます。
100円のペンなら1,000円、2,000円の帽子なら2万円。
そうなると、めっちゃ大切に使おう、なくさないようにしようと思うことができます。
最近、高校生の頃から使っているピンクの傘を、まだ使えるけど今の自分には派手だから、そろそろ買い替えようかなと考えていました。
当時、自分のお小遣いで500円くらいで買った傘。
10倍の価値があるとすれば、5,000円です。
そう考えてみると、買い替えるのはもったいないので、壊れるまで大切に使おうと思いました。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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