日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、づんさんの著書『毎日が潤う づんの家計簿 決定版』。
家計簿をつけたことで、毎日の生活でなにを買うべきかじっくりと向き合い、ムダ使いも減ったという著者のづんさん。
この本では、そんなづんさんが5年間続けてきた、手書きの家計簿のつけ方が紹介されていました。
その中で、私も実際にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① 一番少ない月の収入でやりくりする
収入に波があり、収入の少ない月は他の月と比べて赤字になりがちだったというづんさん。
収入の多かったときに余裕があるからといって散財してしまったあと、次の月の収入が少なかったら、もうそれだけでひと月のやりくりが苦しくなる。
だから、黒字にするために先に「予算」を決めることにしました。
収入が一番少ない月の収入から固定費を引いた低めの予算を出して、1ヶ月生活してみる。
結果的に2、3万円の黒字にできたので、そのまま同じ予算内でやりくりしていたら、最終的にはその感覚が身につき、やりくりしやすくなりました。
一番低い収入に合わせた予算で毎月生活すれば、高かった月はその分貯蓄に回せるので、赤字の月があっても安心。
支出の加減が身について、買うものの優先順位がわかるようになるし、生活水準が一定に保たれると気持ちも安定します。
私は、時給制で働いているため、出勤日数が一番少ない月の残業代なしの金額で予算を立てています。
収入が多い月も、少ない月と同じ予算でやりくりし、収入が多い分は全額貯金。
収入が少ない月でも赤字になることなくやりくりできるようになり、確実に貯金を増やすことができています。
② ひと月単位で黒字にする
家計の黒字は、月のやりくりを頑張ったゴール。
黒字になると、翌月も黒字にしたくなるので、黒字の積み重ねが大切です。
必要なもののまとめ買いは月初めにする。
月の半ばすぎからは、ストック品は買わないなど工夫する。
月末は、赤字になりそうならなるべく買い物せず出費を押さえ、予算内に収まるように調整する。
お金の使い方にメリハリを持たせることで、黒字というゴールが見えるようになります。
私も、毎月黒字になるように調整しながら、やりくりを頑張っています。
例えば、家族での外食は、月初は控えて、月末に残った予算内で楽しむ。
予算内に収めることを意識しながらやりくりすることで、毎月黒字を継続できています。
③ なんでも「特別費」にしない
家計簿をつけていくときに、月の集計が赤字になったら嫌ですよね。
誰でもできることなら黒字にしたいと思うもの。
そういったときにありがちなのが、なんでもかんでも特別費にして生活費を減らし、見かけの黒字を作ってしまう「粉飾決済」です。
たとえば洋服代や外食代、普段の医療費を特別費にして計算すれば、その月の生活費は減ったように見えます。
「これもあれも特別費、だから今月はまだ余裕がある」と危険なやりくりをしていると、一年を通してみたら貯金ができずに、余力はほぼゼロに。
見せかけの黒字にして見たくない出費にフタをするより、赤字にして向き合うことのほうがとても大事です。
私も、特別費に頼りすぎないように、できるだけ生活費の中でやりくりするようにしています。
生活費が余ったら貯金していき、赤字になりそうなときにこの貯金で補填。
それでも足りない時に備えて、別に特別費の貯金もしているので、余裕をもってやりくりすることができています。
Youtube
Youtubeでは、本の感想を話しながら1週間の家計簿を公開。
こちらもご覧いただけると嬉しいです♡
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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