日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、柳沢 小実さんの著書『私らしい暮らしとお金の整え方』
お金はずっと苦手な分野だったものの、数年かけて問題を解決し、少しずつお金が整う道すじがみえてきたという著者の柳沢さん。
この本では、そんな柳沢さんの暮らしとお金の整え方が紹介されていました。
その中で、私が実際にやってみたことや、既にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① 食費は外食や嗜好品でコントロールする
食費は食材の予算は削らずに、外食や嗜好品でコントロールする方針だという柳沢さん。
食料品は週に1回宅配で、わが家の定番となっている食材を注文して、野菜と魚はその都度スーパーで購入。
予算も週あたりいくらと決めてあると、やりくりがしやすいです。
これまで、食費が予算オーバーする大きな原因のひとつがパンだったので、平日は食パンしか買わないと決めて、だいぶ食費が減少。
それでもまだ多いので、今はお菓子などの嗜好品の買いすぎと、外食やテイクアウト、フードデリバリーなどの「ご褒美系出費」にも気をつける。
逆に、お米と調味料、コーヒー豆はどうしても妥協できないので、あらかじめその予算を取り分けているそうです。
スーパーマーケットとドラッグストアは、生活必需品を売る店だけに、自分に言い訳がしやすく、ついつい出費がかさみがち。
だから、なんとなくで立ち寄ったりはせず、買うものリストを必ず持っていって、それ以外のものは買わない。
帰り道のコンビニエンスストアも、そもそも用事があるときしか行かなければ、デザートやアイスクリームの誘惑とも無縁です。
私も食費は、外食や嗜好品をコントロールすることで予算内に収めるようにしています。
1週間10,000円の予算で必要な食材を購入し、予算が余ったら嗜好品を買ってもOK。
週末に残った予算は翌週に繰り越していき、最終週に余った予算で外食を楽しむ。
ルールを決めることで、外食や嗜好品の支出を減らすことができ、食費が毎月安定するようになりました。
② メイクアイテムは使い終えてから買う
スキンケアとメイクアイテムには、使用期限があります。
使用期限は意外と短くて、スキンケアが半年、メイクアイテムは3ヶ月~1年が目安。
一般的に油分が多いほど酸化しやすく、水分が多いほど菌が増殖しやすいです。
そのため、基本的に複数持ちや並行買いはせずに、使い終えてから次を買う。
使いきれなかったり、古いものを使って肌のトラブルが起きることは避けたいので、あえて小サイズを選ぶことも多いそうです。
ネイルはコンセプトやカラーリング、パッケージが好みないくつかのブランドで、手がキレイに見えて、かつ剥がれが目立ちにくい数色を選ぶ。
トレンドカラーの移り変わりが早いので、トレンドには必ずしも乗ろうとせずに、似合うカラーを少数持つようにしているそうです。
私も、メイクアイテムなどの肌に触れるものは、1アイテム1つに絞って持つようにしています。
同じアイテムのものを数種類持っていた頃は、使い切れないまま処分することも多かったですが、1つに絞ってからは最後まで大切に使えるように変化。
それでも、使用期限を過ぎてしまうものもあるので、次に買い替える時は、多少割高でも小さいサイズのものを選ぶようにしていきたいです。
③ もしもの備えは念入りにする
消火器や防災用品など、もしもの備えは念入りにしているという柳沢さん。
このカテゴリは、お金がかかるというよりはむしろ、調べたり揃えたりする手間のほうがかかるので、面倒がったり後回しにしないようにしたい。
防災の日や災害のニュースを見たタイミングで、備えや備蓄を見直しているそうです。
家族間での情報の共有は、しておいて損はありません。
気が動転しているときに、必要な情報が見つからないということがないように、暮らし関連の重要なものを、1冊のファイルにまとめる。
この「わが家の重要ファイル」は、普段からとても役立つし、なにかあったら持ち出せます。
私は以前、銀行名や口座番号、証券会社名やID、加入している保険の情報などのお金に関する情報をまとめたマネーノートを作成しました。
ここに、暮らし関連の重要な情報も追加して1冊のファイルを作成。
災害時に持ち出せるよう、防災バッグの近くで保管することにしました。
まだまだ必要な情報はあると思うので、見つけ次第、追加していきながら、情報が古くならないように時々見直しもしていきたいです。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!


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