日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、くらまさんの著書『すごい貯蓄』
節約生活を始めて4年半で、貯蓄・資産が2,000万円を超えたという著者のくらまさん。
この本では、そんなくらまさんの貯蓄1000万円の壁を超えて人生を変える方法が紹介されていました。
その中で、私が実際にやってみたことや、既にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① 近道をするために遠回りをする
100万円を超えて500万円近く貯められたとき、自信がついてくると思います。
そして、このくらいのときに誰もが抱く感情があります。
それはもっと近道はないのか? もっと早く貯められないか? というものです。
人間というのは一発逆転を狙って必要以上のリスクを冒すものです。
そして損をしたりバランスを崩したりしてしまう。
これは絶対に避けなければなりません。
資産形成において重要なのは、愚直に積み上げるのを継続すること。
貯まったからといっておごることなく、淡々と粛々と貯め続けることです。
この誰にでもできる当たり前のことを、誰よりもやるようにします。
当たり前のことを継続するのは実はめちゃくちゃ難しくて、ほとんどの人はできていません。
だからこそ、金融格差が生まれています。
近道をするために遠回りをする。
まじめに働いて、真面目に貯蓄して、一定額を投資に回せば、それが正解の行動になります。
貯めるという覚悟を貫き通す。
そうすれば500万円を超えて1000万円を達成することは難しくないはずです。
私の現在の貯蓄は約460万円。
500万円まであと一歩のところまできましたが、フルタイムからパート勤務になって収入が半減。
中々貯蓄が増えない状況になってしまいました。
それでも、今できる仕事に真面目に取り組みながら節約に励み、少額でも貯蓄したり投資に回す。
時間はかかるかもしれませんが、これを継続することで、貯蓄500万円を達成したいです。
② 換算して浪費にブレーキをかける
何事も生活費いくら分かと換算して考える。
これは浪費のブレーキになり、一度立ち止まって冷静に判断することができます。
たとえば外食をするときに、これは食費何日分かと考えたり、何かを買うときには、これは労働時間何日分かと考えたりしてみる。
そのように考えていくと、一つ一つの商品やサービスを買うにあたって、お金を払うありがたみや、またそのお金を稼ぐ大変さが分かると思います。
ひどかったときには、友達と遊んでいるときでさえ電気代が気になったり、これは外食じゃなくて自作できないだろうかとか考えていたというくらまさん。
これは行き過ぎではありますが、こういった感覚を少しでも持っていると、お金を使わないという生活はできると思います。
私も、何かを買うときには、労働時間に換算するようにしています。
時給1,100円なので、1,000円ごとに1時間働くことを想像する。
そうすることで、お金を稼いで買うことの大変さを感じることができ、買った物を大切に使えるようになりました。
これからは、労働時間への換算だけではなく、生活費への換算もすることで、より一層、お金を使う時は冷静に判断していきたいです。
③ 学生時代の生活レベルを心がける
最強の蓄財法は、学生時代から生活レベルを上げないということ。
生活レベルを下げるというのは大変なので、そもそも上げないということを実践します。
収入は学生時代よりも上がったにもかかわらず、支出を学生時代から変えなければ、収入と支出の差は大きくなる。
その差こそが貯蓄になるということです。
これは、一生ずーっと生活レベルを上げずにいろということではなく、ある一定のラインまで定めるという考え方でもよいと思います。
たとえば借金返済があるので、100万円貯めるまでを区切りとして、生活レベルを上げないということを実践するなど。
そして、たとえ区切りを決めたとしても、生活レベルを上げないということを実践していったら、それが自然と習慣として身につき、強い貯蓄体質になっていくと思います。
私は自分が自由に使えるお小遣いを毎月12,000円にしています。
「10代の金銭感覚についての意識調査2024」によると、大学生のお小遣いの平均額は1万341円。
私のお小遣いは、大学生の平均額と同じくらいですが、この金額で毎月やりくりして、余ったお金を貯めて旅行も楽しんでいます。
今は、収入が学生時代並に下がってしまいましたが、これから収入が増えたとしても、この金額は変えずに貯蓄体質を身に付けていきたいです。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!



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