日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、筆子さんの著書『身軽に、豊かに、自分らしく 50歳からのミニマリスト宣言!』
50歳になったとき、本格的にミニマルな暮らしを始めたという著者の筆子さん。
この本では、そんな筆子さんのシンプルな暮らしで日々の生活を楽しむための方法が紹介されていました。
その中で、私が実際にやってみたことや、既にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① ブレインダンプで心配事を手放す
ブレインダンプとは、脳内(ブレイン)にあるものを全部捨てる(ダンプする)メソッド。
テーマを決めて、紙の上にできるだけたくさん箇条書きします。
心配事を手放したいときは、「今私が心配していること」というテーマで、あらゆる心配事を書き出す。
時間は15分くらいがおすすめです。
ブレインダンプは「もうこれ以上出ない」というところまで出しきるところがポイント。
書き終わったら、読んでみます。
いくら心配しても結果になんの影響も及ぼせないことは、線を引っ張って消す。
これは今、心配する必要のないことです。
すると、リストには自分の力でどうにかなりそうな心配事が残るので、今もっとも心配すべきことから番号をふる。
あとは番号順に、心配するのではなく、解決に近づく行動をします。
私は心配性で、時々心配事で頭がいっぱいになって夜眠れないことがあります。
そこで、夜寝る前の15分間、心配事を紙に書き出して整理してみました。
どうにもならないことは線で消し、どうにかなりそうなことは優先順位をつけて解決策を書く。
この作業をすることで、頭の中の心配事が整理されて、安心して眠りにつくことができました。
これからも、寝る前のルーティーンに取り入れて、心配事を少しずつ手放していきたいです。
② 1日を5つに分ける
1日を5つの時間に分け、睡眠を含めてスケジューリングしているという筆子さん。
①午前5時~10時は身支度、ノート書き、趣味、運動、家事、仕事の準備。仕事が立て込んでいるときは趣味の時間を仕事にあてる。
②午前10時~午後4時は仕事、昼食。用があるときは、仕事時間を少し削る。
③午後4時~午後6時半は家事、夕食、趣味。
④午後6時半~午後9時半は入浴、フリータイム。仕事があれば1時間ぐらいする。
⑤午後9時~午前5時は睡眠。忙しいときは、9時半ぐらいに寝ることもある。
スケジュールを立てるとき、一番重要視するのはやることを減らすこと。
所持品と一緒で、量より質を心がけているそうです。
私は休日にだらだら過ごしてしまい、気付いたら1日が終わっていたことや、逆に予定を詰め込み過ぎて疲れてしまうことがあります。
そこで、筆子さんのスケジュールを参考に、仕事は動画作成の時間に置き換えて1日を過ごしてみました。
スケジュールを意識して過ごすと、意味のない時間がなくなり、充実した1日を過ごしながらもリフレッシュすることができた気がします。
これから少しずつアレンジしながら試して、自分に合ったスケジュールを見つけていきたいです。
③ 今あるものを大事に使う
ここ20年ぐらいは、手に入れたものをだめになるまで使っていますが、若い頃は、そうではなかったという筆子さん。
「もっといいバッグ」「もっと使いやすい財布」を求めて、新しいものを買うことがよくあった。
よりよいものを追い求めると、よりよい生活に向かうと思っていましたが、今考えると、単に買い物がしたかっただけです。
どんなにいいバッグを買ったところで、機能に大差はない。
それに、完璧なものはこの世にはありません。
それよりも、縁があって手元にやってきたバッグや小物を大事に使うほうが経済的だし、自分らしいです。
私も以前は、買い替え癖がありましたが、今は家にあるものを大事に使うようにしています。
そのおかげで、以前よりも買い物の量が少なくなり、無駄遣いを減らすことができました。
新しくて魅力的な商品がたくさん出ていますが、これからも今あるものを大事に使うことを優先していきたいです。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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