日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、坂本 綾子さんの著書『年収200万円の私でも心おだやかに毎日暮らせるお金の貯め方を教えてください!』。
ファイナンシャルプランナーとして、ある日、お金について不安を感じている女性から相談を受けた著者の坂本さん。
この本では、そんな坂本さんが、相談者にアドバイスしたお金の貯め方が紹介されていました。
その中で、私も実際にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① 前向きにお金を使う
前向きにお金を使えるようになると、人生が楽しくなります。
例えば、友達とのランチに3,000円払ったとします。
久しぶりに友達に会えて嬉しいし、お互いに近況報告ができて楽しい。
友達じゃなかったら出さない情報をくれるかもしれないし、勤務先の同僚とはできない話ができたかもしれない。
ラグジュアリーな、一流のお店で時間を過ごせたという経験にも価値があります。
食べもの、着る服、読んだ本、仕事や旅行で訪れた場所…。
そういったことにお金を払うことで得られる「経験」が、人を形作っていきます。
今使っているお金が、そのまま自分の将来の姿を左右する。
そういう見方をすれば、ランチに3,000円払うことだって、そのままムダに消えてなくなることもないのです。
私は、普段一人での外食をしない分、人との食事や旅行での外食にはお金を使っています。
人との会話や旅行での経験は、食事代以上の価値がある。
そう考えることで、メリハリをつけて有意義にお金を使えるようになりました。
② 無意識の支出を、目標のある支出に替える
自分の意識が変わることでお金の使い方も変化します。
そのためには目標を持つことが大事です。
「お菓子を買う回数を減らして○○を買う」など具体的な目標を思い描く。
そして、頭で考えるだけではなく、手帳やノートに書いて時々見返し、実現できたら丸を付ける。
これを繰り返すことで、やり遂げたことが、次のやる気につながります。
小さな節約は、習慣を見直すことで、無理なく実現できるケースが多いです。
コンビニに寄った後で値段を見比べたり、買うのを我慢したりするのではなく、そもそも必要ないときにコンビニに入ってしまう習慣をやめる。
週に3回はコンビニに行っているなら、2回に減らすなど、徐々に慣らしていく。
小さな節約も積み重ねれば数万円になり、短期の旅行、仕事用の靴やバッグを新調することもできるかもしれません。
無意識の支出を、目標のある支出に替える。
欲しかったものが手に入ると、現実の生活も充実するし、達成感が次につながります。
そうやって意識しながらお金を使っているうちに、本当に手に入れたいもの、ガマンできるものの線引きもはっきりしてきます。
私は、お小遣いの支出を減らして旅行することを目標にしています。
毎月12,000円の予算でやりくりし、残った分を貯金して旅行に使う。
旅行を楽しむために、日々のやりくりを頑張り続けることができています。
③ お金の導線を整える
複数の銀行口座から毎月ばらばらに引き落しがあると、いちいちお金を動かすのが面倒です。
引き落としはすべて給与振り込み銀行に変更する。
収入が入る口座と生活費を落とす口座は同じ方がお金を動かす手間が省けてラクです。
その上、1ヶ月の収支も一目瞭然。
毎月の手取り収入がいくらで、使ったお金がいくらで、残ったお金がいくらかもわかります。
銀行口座は使い方別に2つ、多くても3つあれば、普通の収入で生活するには充分。
お金の流れを整え、見えやすくなっていれば、使いすぎたり、お金が足りなくなってせっかく積立てた分を取り崩さずにすみます。
私は、楽天銀行とあおぞら銀行の口座でお金を管理しています。
楽天銀行の口座は、給与振込と生活費の引き落しに使用。
あおぞら銀行の口座は、1つの口座内でお金を分けて管理することができるので、目的別の貯蓄に使用しています。
お金の導線を整えたことで、お金を使いすぎることがなくなり、確実に貯蓄を増やすことができています。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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