日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、市居 愛さんの著書『超ズボラな人でも毎月3万円貯まる!「お金じょうずさん」の小さな習慣』
病気の発症と夫婦で無職になったことをきっかけに、お金と向き合い、3ヶ月後には毎月3万円を確実に貯められるようになったという著者の市居さん。
この本では、そんな市居さんのお金じょうずさんになるための254のアイデアが紹介されていました。
その中で、私が実際にやってみたことや、既にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① お札を用途ごとに仕切る
財布の中でお札を二つに分けると、使いすぎを防ぐことにつながります。
一つ目は、食費や日用品といった生活費。
二つ目は、自分のお小遣い。
例えば、生活費が6万円で、お小遣いが3万円だとしたら、6万円はお財布の手前の仕切りに、3万円はお財布の奥の仕切りに入れる。
こうすることで、1ヶ月の予算を守ることに自然と意識が向きます。
お財布の中に仕切りがない場合は、自分で仕切りを作ったり、その仕切りにラベルを貼ったりしてもいい。
お財布にお金があると使ってしまう人は、1ヶ月の予算を週で割り、1週間分を毎週月曜日に入れておくようにするといいでしょう。
私は、財布の中のお札を「実家に入れる家族3人分の食品・日用品費」と「自分のお小遣い」の2つに分けています。
お財布には1週間分のお札を入れていて、予算は実家に入れる食品・日用品費が10,000円、お小遣いが2,000円。
週末に残金を確認したら、1週間分の予算を追加し、翌週は1週間分の予算+前週の残金でやりくり。
やりくりを頑張った分だけ翌週に使える金額が増えるので、楽しみながらそれぞれの予算を守ることができています。
② 必ず試着してから買う
ネットショッピングは便利ですが、届いた洋服を着てみたらイメージと違った、質感や肌触り、色のニュアンスが微妙に違っていたということはよくあります。
年齢を重ねると、去年はいいなと思っていた色や形が、今年は似合わないということもよくあります。
インターネットで「かわいい」「素敵」と思うものを見つけても、できればお店に行って試着をしてみる。
お店に行けない場合は、返品できるネットショップを選びます。
インターネットで洋服を買うときは、以前購入したことがあるリピート商品だけを買うと安心。
「試着してから買う」をルールにすれば、がっかりすることもなく、大切なお金を守ることができます。
私も以前はネットで洋服を購入していたこともありますが、最近は必ず実店舗で試着してから買うようになりました。
いきなり店舗に行くと、色々な商品に目移りしてしまうので、ネットショップがある場合は事前に見て下調べしておく。
後日、店舗に行き、ネットで調べた商品の実物を試着して、気に入ったものだけを購入しています。
ネットショッピングをやめて、実際に試着して購入するようになってからは、洋服の失敗が減り、無駄遣いの防止にもつながっています。
③ マネーノートを作る
老後を考えたときに用意しておきたいもの、それがマネーノートです。
マネーノートには、銀行名や口座番号、証券会社名やID、加入している保険の情報などを記録しておく。
お金のことは一度調べたとしても、すぐにわからなくなるので、自分の記憶を過信せず、記録しておくと安心です。
自分だけではなく親の老後も気になるという人も、マネーノートの用意をきっかけに口座番号や暗証番号を聞いておくと安心。
マネーノートを作ると家族とお金について話すきっかけが生まれます。
私の両親も高齢になってきて、そろそろお金の話もしていきたいと思いつつも、話すきっかけがなくてできずにいました。
そこで、私も自分のお金に関する情報をまとめたマネーノートを作成。
作成したノートを見せて、銀行口座や証券口座などの情報を共有し、両親にもマネーノートの作成を提案してみました。
これから一緒にマネーノートを作成してくれることになったので、少しずつ家族で情報を共有して、お金の心配を減らしていきたいです。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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