日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、エリサさんの著書『モノを減らすと幸せがやってきた』
ミニマリストだけど買い物が大好きで、管理する持ち物もいっぱいあるという著者のエリサさん。
この本では、そんなエリサさんのミニマリスト的思考を取り入れた、誰にでも取り入れやすい片づけ方法が紹介されていました。
その中で、私が実際にやってみたことや、既にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① ラクをするためにすぐ動く
「一度座ったら立ち上がるのに気合がいる」と思うほどめんどうくさがりで、できるだけラクして暮らしたいというエリサさん。
ラクをするために試行錯誤した結果、一番効果的だったのは「すぐ動くこと」。
掃除や片づけって、後回しにしても作業量は変わらないように思いがちですが、そこには見えない利子が発生しているのです。
たとえば、こぼしたときに拭けばサッとひと拭きだった汚れも、放置したらゴシゴシとこすらなければ落ちません。
すぐにたためば使いたいときにパッと取り出せた洋服も、ごちゃっとまとめて突っ込んだままでは取り出す手間がかかります。
使った後に定位置に戻せば、次のときスムーズに見つけ出せた文房具も、放りっぱなしだと探す時間がかかってしまいます。
かけた手間分の「もと」を取るには、できるだけすぐに行動したほうがお得。
それに機会損失という面から見ても、時間を置けば置くほどもったいないものです。
片づけていれば手に入ったはずの「きれいな部屋の気持ちよさ」も失っているのですから。
「めんどうくさい」を極めると、まるでマメな人と同じような行動を取るようになるというのが、面白いところ。
「めんどうくさいから、今すぐやろう」こんなふうに考えられるようになったら、しめたものです。
私は、きれいな部屋を保つために、出かける前に片づけることを習慣にしていました。
ですが、そもそも使った後すぐに元の場所に戻していれば、片づけの時間を作る必要もありません。
ラクをするために使った後は定位置に戻すことを意識して過ごしてみると、出かける前の片づけにかかる時間もかなり減りました。
油断すると出しっぱなしにしてしまうので、すぐに戻すことを習慣化できるように、これからも続けていきたいです。
②「ながら片づけ」を身につける
玄関から居間を通って自分の部屋にたどり着くまでの間にも、歩きながら片づけを済ませられることがたくさんあります。
靴を揃える、車の鍵をキーラックに掛ける、バッグを所定の位置に置く、脱いだジャケットをハンガーに掛けるなど。
一旦くつろいでしまうと、もう片づけをする気力なんて湧かなくて、結局次の日までそのままの状態。
そんな毎日を繰り返していれば、当然部屋はどんどん散らかっていきます。
その状態から片づけをスタートさせるためには、大きな気力と労力が必要です。
けれど「ながら片づけ」を身につければ、その気力と労力を大幅カット。
部屋の中を歩きながら、ほんの少しかがんだり、ほんの少し体をひねったり、ほんの少し手を動かしたりするだけで、常に片づいた部屋が保たれます。
行動するたびに「他に何かできることはないかな?」と意識することで、最小限の労力で、きれいな部屋が保てるのです。
私も早速「ながら片づけ」を実践してみました。
動くついでに他にできることを探してみると、部屋のちょっとした乱れや汚れに気づくことができる。
小さな積み重ねで、少しずつ部屋が整っていくので、これから習慣化できるように続けていきたいです。
③ デッドスペースは二択で活用する
背伸びしたり台に乗ったりしないと届かない高い場所や、かがんだり重たいモノをよけたりしないと出し入れできない低い場所。
そういう、使いづらくてデッドスペースになりがちな場所には「使う頻度の低いモノを入れる」というのが定説と思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、使いづらい場所にめったに使わないモノを入れると、高い確率で死蔵品になってしまう。
何が入っていたかも思い出せず、そこにモノを入れたことすら忘れてしまうという可能性もあります。
だとしたら、選択肢は2つ。
デッドスペースには、基本的にモノを入れない。
使うからには、よく使うモノを。
これが、デッドスペースの活用二択です。
私は、これまでデッドスペースには使う頻度の低いモノを入れていました。
背伸びしないと届かない冷蔵庫の最上段を整理してみると、使用頻度が低くて賞味期限が切れた調味料が出てきて唖然…。
冷蔵庫の最上段は基本的には空けておき、いっぱいになった時はよく使うものを入れることにしました。
その他の場所も少しずつ整理して、デッドスペースの死蔵品をなくしていきたいです。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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