日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、ミニマリストますみさんの著書『私の中を整理する片づけ 幸せがおとずれる「余白」の作り方』
9割の持ち物を手放したことで、生きるのが辛いほど悩み続ける毎日から、心が幸せで満たされる暮らしに変化していったという著者のますみさん。
この本では、そんなますみさんの持ち物との向き合い方や、毎日の悩み苦しみの取り扱い方のヒントが紹介されていました。
その中で、私が実際にやってみたことや、既にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① 最小限の持ち物で旅に出る
バッグの中身はいつも同じだというますみさん。
小さな手提げバッグに、財布、鍵、スマホ、手帳、ペン1本のみ。
この手提げバッグをバッグインバッグにして、ちょっと遠出するときはトートバッグにイン。
そこには、ノートパソコンと充電器、必要があれば折り畳み傘、化粧ポーチを入れる。
あとは、下着1枚を追加してトートバッグをリュックにすれば旅にも行けるそうです。
着替えは主にコインランドリーを利用。
学生時代の制服のイメージで、直接肌に触れる衣類だけは毎日洗濯するけれど、外側に着る服は2~3日に1回ほど。
服本体を洗う時はランドリーですが、下着や肌着や靴下は部屋でシャワーに入るとき、ついでに手洗い。
乾きやすい素材のものにすれば、ギュッと手で絞って浴室乾燥機か暖房の近くに干しておけば、朝には乾いています。
リュックが軽くなるごとに追われるものがなくなり、心にゆとりが生まれる。
その場、そのとき、その一瞬を楽しめるようになって、それまで感じなかった感情や感動に気づけるようになります。
私も旅行は普段から使っているリュック一つで出かけていますが、いつも中身は荷物でパンパン。
着替えは1日分だけ入れていて、これ以上は減らせないと思っていましたが、下着以外の衣類は持たなくても良いことに気づかされました。
たくさん歩くときは、荷物をわざわざホテルに預けに行っていたのですが、中身が減って軽くなればその必要もなくなる。
荷物を預けに行っていた時間がなくなる分、観光できる時間が増えるので、これからは最小限の持ち物で旅に出たいと思います。
② 置き場所を考えて物を買う
ますみさんが収納について大事にしていることは2つだけ。
1つは「家のどの辺に置こうかな?」ということ。
もう1つは「置き場所がパンパンにならないかな?」ということ。
現状の収納棚を想像し、今このタイミングで買うことがベストなのか、買うときには、製品の容量や数を空きスペースから逆算して考えているそうです。
人の心には波があるから、昨日は気にもとめなかったモノが、今日はとても必要に感じたりもします。
そんなときに「家のどの辺に置くのか」「置き場所がパンパンにならないか」のシンプルな基準を思い浮かべると、いつも通りの感覚を取り戻して、後悔しない答えが出せます。
私はこれまで、1年以内に使い切れる量を基準にモノを購入していました。
収納スペースのことまで考えられていなかったので、たくさん購入してしまった時には置き場所がパンパン。
そのせいで、モノを整理したり取り出すのに無駄な時間を使っていました。
これからモノを買い足す時は、置き場所のことも考えて、少し余白を残した状態を保てる量に収まるようにしていきたいです。
③ 家族みんなで家づくりをする
ミニマリストですが、モノはそんなに少なくないというますみさん。
ミニマリズムを徹底するのは、あくまで自分の持ち物だけで、家族の持ち物には基本干渉しない。
共有するモノの中で自分は特に必要ないと思っても、誰かにとって必要なら減らそうとは思わないそうです。
私的にはいらないだろうと思うモノでも、相手がとっておきたいというのなら、残しておくことにしてもそこまで問題ではない。
相手の気持ちに歩み寄り、今の自分にできることをして、相談しながら柔軟に動くことができれば家族みんなで家づくりができます。
そうすれば1人ひとり心地よい空間で、家族となかよく幸せに暮らせます。
私は、自分の持ち物をある程度減らし終わったので、次は家族の物も減らそうとしていました。
しかし、手放しても良いか確認しても、「まだ使うからダメ」というものばかりで、全然モノが減らせない。
そんな状況に悩んでいましたが、無理して減らす必要はないということに気づかされました。
これからは、家族の意見を尊重しながら、家族みんなが快適に過ごせる空間を作っていきたいです。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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