日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、田口 智隆さんの著書『貯金ゼロ、年収150万円からのお金の教科書』
人生100年時代、本当に100年も生きたら、そんなにお金もないし老後の生活が不安…
この本では、そんな老後の生活が破綻しないための心構えと戦略が紹介されていました。
その中で、私が実際にやってみたことや、既にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① 公共サービスを利用する
公共の図書館やスポーツ施設などの行政サービスは税金がもとになっています。
税金のムダ遣いばかりに目が向いてしまいますが、税金があるからこそ私たちは豊かで安全な暮らしを享受することができるのです。
老後のお金が貯まる人は、税金に関して不平不満をいうのではなく、公共サービスを賢く利用しています。
たとえば、公共の図書館。
図書館を活用すれば書籍代を大幅に抑えることができます。
最近ではネットの検索機能も充実しているので、探している本を手に入れるのも便利です。
検索サービスがなかった頃のように、いくつもの図書館をはしごする必要もありません。
田口さんは、書店で入手が困難な本や購入するかどうか迷うような本は図書館で借りるようにしているそうです。
本が好きで年に何十冊も読むような人であれば、図書館の利用だけで支払った税金の元がとれてしまうかもしれません。
もちろん、節税を考えることは意味がありますが、それ以前に充実している公共サービスに感謝しながら、それらを使い倒すことも大切です。
税金に対する不満をこぼす生き方よりも、税金の恩恵を受けながら公共サービスをうまく活用する生き方のほうが、懐にもやさしく、心穏やかに暮らせるはずです。
私は、スキマ時間を活用して毎週1冊ずつ本を読んでいますが、その大半が図書館で借りたものです。
図書館のサイトで検索して予約することもできるので、読みたい本を探すのも簡単で便利。
支払った税金以上の本を借りているので、図書館などの公共サービスに感謝しながら、これからもたくさん利用していきたいです。
② 食生活を見直す
毎日、口に入れる食べ物が未来のあなたの体をつくります。
だからこそ自分の体の中に入れる食べ物には、今から気をつけるべきです。
外食ばかりでなく、自炊をしてバランスのよい食事を心がけたり、アルコールを飲み過ぎないようにすることが大切です。
自炊を始めてから体がスリムになり、イライラすることもなくなったという話もよく聞きます。
自炊によって健康的な生活を送れるようになった人は少なくありません。
スーパーで食材を買うときも、「安いから」という理由だけで選んではいけません。
一般的に安い商品は「安かろう、悪かろう」になりがちなので、安いものばかり選んでいると、健康面で悪影響が出る可能性も否定できません。
値段だけではなく、「こっちのほうが添加物が入っていなくて安全だ」「こっちのほうが鮮度はいい」といった基準をもって、トータルで買うべき商品を選ぶのが理想です。
食費を極端に削るくらいなら、ムダな外食や飲み会を減らしたほうが、ずっと賢いといえるでしょう。
私も、なるべく自炊するように心掛けていますが、食材選びは値段を重視することが多く、健康面までは意識できていませんでした。
値段だけではなく、成分や鮮度にも目を向けて、予算を超えない範囲でできるだけ良いものを選んでいく。
未来の自分や家族のためにも、食費は削減しすぎず、他の部分で調整していきたいです。
③ 歯を定期的にメンテナンスする
年齢を重ねるにしたがって、虫歯や歯槽膿漏など口腔内のトラブルが増えていきます。
虫歯がなくても、3ヶ月に1回の頻度で歯医者に通って定期健診を受けているという田口さん。
歯を定期的にメンテナンスすることで、口腔内のトラブルを防ぐことができます。
虫歯など口腔内の病気は万病の元ともいわれています。
口腔内の状態が悪くなれば、咀嚼しづらくなり、結果的に内蔵に悪影響を与えるおそれもあります。
また、歯周病の人が心疾患で死亡する率は、健康な人の2倍にもなるとされています。
だからこそ、普段から歯のメンテナンスにもっと意識を向けるべきです。
私も、4ヶ月に1回、歯医者に通って定期健診を受けています。
そのおかげもあってか、今のところ、虫歯などの口腔内のトラブルはゼロ。
病気になってかかる治療費に比べると、定期健診にかかる費用はわずかなので、今後も予防のために通っていきたいです。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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