日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、川野 泰周さんの著書『半分、減らす。』
仕事でも食事でも買い物でも、「やりすぎ」が習慣化しているせいで、非常に多くの方がさまざまな問題を抱えている。
この本では、物・食事・消費・情報・仕事を半分に減らし、より豊かに暮らすための「シンプル生活術」が紹介されていました。
その中で、私が実際にやってみたことや、既にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① 洋服は目の届くところに収納する
洋服などの衣類は、何年も使っていないからとしまいこむと、”宝の持ち腐れ”になりかねません。
そのため、三つくらいのエリアに分けて、目の届くところに収納しておくのがコツです。
①「日々、ローテーションで着回している服、使い回している小物」のエリア
②「ときどき使うもの」のエリア
③「三年以上、着ていない・身につけていないもの」のエリア
数ヶ月に一度くらいは使っていない物のエリアの服や小物に目をやると、「ちょっと着てみようかな」という気持ちがわいてきたりするものです。
そんなふうに価値を再認識してあげることで、打ち捨てられそうになっていた洋服や小物も息を吹き返す。
いままでよりファッションのアレンジを楽しんだり、物を大切にしたりする豊かな心を持つことができるようになるかもしれません。
そして、「使わない」というムダを半分は減らすことができるようになるはずです。
私は、全ての洋服をハンガーに掛けて目に見えるように収納しています。
洋服を掛けているハンガーの色は全て統一し、違う色のハンガーを仕切りとして使用。
着た服を仕切りの右側に掛けていくことで、着ていない服が左側に残っていく。
仕切りは1年でリセットし、1年間で一度も着なかったものはフリマアプリやリサイクルに回しています。
着ていない服を見える化し、着用期限を設けることで、着てあげようという気持ちが高まり、宝の持ち腐れを防げるようになりました。
② ネットの買い物はひと晩寝かす
ネットで衝動買いした物は、後悔することが多いもの。
2、3日して段ボール箱に入った商品が玄関に届いても、「あれ、何か買ったっけ?」と買った記憶すらあいまいなこともあります。
部屋のなかにはそうやって購入したたくさんのグッズが、使われずに山積しているという方もいるのではないでしょうか。
それを避けるためには、どんなに「買いたい衝動」が高まっても、ネット通販では注文するまでに「ひと晩寝かす」ことを心がけましょう。
お酒が抜けた状態、あるいは疲れが回復した状態で再度判断してみると、不要なネットでの買い物を防止できることが多い。
おそらく半分以上の確立で、「なんであんなに欲しいと思ったんだろう。いますぐ必要ってわけじゃないし、やめておいてよかった」となると思います。
私も、ネットショッピングでは衝動買いせずに、数日考えてから買うかどうかの判断をしています。
欲しい物を見つけたときは、カートには入れず、お気に入り登録だけしておく。
数日後に考え直してみると、大体のものは、やっぱり買うのをやめようと思うことができる。
時間をかけて考えることで、衝動買いを防ぐことができ、無駄遣い防止につながっています。
③ 寝る前のスマホを断つ
スマホでニュースやユーチューブなどを見たり、サイトで調べものをしたり、あるいはSNSを使ったり、どれをとっても情報に触れる時間が連続しています。
そんなふうでは「頭」と「目」の休まる暇がなく「情報疲れ」をするのも当たり前でしょう。
いくら大量の情報を手に入れられるからといっても、それと引き換えに心身が疲れきってしまってはいい仕事ができなくなってしまいます。
体のためにも、心のためにも、さらには人間関係のためにも、スマホの使い方をよく考えるべきなのではないでしょうか。
まず夜寝る前だけでも、スマホを見るのをやめてみると、睡眠の質がぐっとよくなります。
寝る前のスマホを手放す最大のコツは、「スマホを枕元に置かない」こと。
寝室のなかでもベッドや布団からは絶対に手が届かない棚や、デスクなどの上にスマホ置き場をつくるのがおすすめです。
私は、スマホを目覚まし時計としても使っているため、いつも枕元に置いて寝ていました。
しかし、つい寝る前にベッドの中でスマホを見てしまい、翌日まで疲れが残ってしまうこともしばしば。
スマホを手の届かない場所に置いて寝るように変えたら、いつもよりも疲れが取れている気がするので今後も続けていきたいです。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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