日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、横山 光昭さんの著書『キャッシュレス貧乏にならないお金の整理術』。
便利でお得なキャッシュレス決済が広がっている陰で起きている”隠れ赤字”の人が増えているという問題。
この本では、そんな”隠れ赤字”の人でも、お金が貯まる仕組みが紹介されていました。
その中で、私も実際にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① 財布を開く回数を少なくする
私たちは無頓着に財布を取り出しては、お金を払っているものです。
昨日は何回、財布を開きましたか? 3日前は? 1週間前は?
大多数の人は「何回だっけ?」「思い出せない」「そもそも、そんなことを意識したことがない」という感覚だと思います。
そこで、今日から試しに「財布を開く回数」を意識して、1日を過ごしてみる。
そうすると、意外とたくさん開いている自分に気づくはずです。
開く回数が多ければ、それだけお金を使っているということ。
とくに「節約しているつもりなのに、お金が貯まらない」という人は、1回に使う額は少ないものの、財布を開く回数が多い傾向があります。
例えば、「コーヒーは1杯100円のコンビニで買っている」と言いつつ、隣にある100円ショップでコーヒーに合うお菓子も仕入れてしまう、とか。
ちりもつもれば山となる、ではありませんが、1日平均3回以上、財布を開いているとしたら、それは浪費が増えているサイン。
「財布を開くのは1日3回まで」と決めれば、ムダ遣いが減っていきます。
私も、やりくり費のお金を使う回数を、1日3回までと決めています。
1日の回数を制限することで、お金の使いどころを考えるようになり、無駄な出費が減少。
家計簿に記入する回数も減り、支出の管理が楽になりました。
② 使った金額をその場でメモ
いつの間にか財布のお金がなくなっていると不安になる という横山さん。
そんな横山さんが10年以上続けているのが、使ったお金の「用途」と「額」をメモする習慣です。
100円単位は切り捨ててメモ。
金額の正確さよりも、お札がどこへ消えていったかをはっきり「視える化」することに重点を置いています。
額が減ったことよりも、数百円単位の計算が合わないことよりも、お金がどこに消えたかがわからない状態が気持ち悪い。
支出を書き出すことで、お金の流れが見えやすくなり、気持ちも整理できてスッキリします。
私は、お金を使ったらすぐ、スマホに「用途」「支払方法」「金額」をメモしています。
週末に、メモを見ながら、手書きの家計簿に1週間分の支出を費目ごとに書き出して計算。
お金を使うたびにメモをしているおかげで、使途不明金が出ることもなく、スッキリした気持ちで1週間を終えられています。
③ 毎週財布の中身をリセットする
食費や日用品代などの毎日の支出になりがちなものは、1週間分の予算を作って管理することがおすすめ。
決まった曜日に1週間分の予算額を財布に入れ、翌週の同じ曜日に財布の中身をリセットして、また1週間分の予算を入れます。
リセットまでにお金が不足したら、やむを得ず翌週の予算から前借りし、翌週は予算から前借り分の金額を引いた金額でやりくり。
こうすると、1週間分の支出のペースがわかってくるので、使いすぎの状態もすぐわかり、セーブをかけやすくなります。
私も、1週間分の予算でやりくりし、毎週財布の中身をリセットしています。
たまに使いすぎて予算をオーバーすることもありますが、その分、翌週の支出を抑えて調整。
念のため、1週間分の予算と同額を予備で用意していますが、今のところ、使うことなくやりくりできています。
Youtube
Youtubeでは、本の感想を話しながら1週間の家計簿を公開。
こちらもご覧いただけると嬉しいです♡
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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