日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、松本 明子さんの著書『この道40年 あるもので工夫する松本流ケチ道生活』
”ケチ”とはお金を節約するのはもちろんですが、毎日を楽しくするためのもの。
この本では、自他ともに認める芸能界きっての”ケチ”である松本さんが普段から実践している、およそ100の節約術が紹介されていました。
その中で、私が実際にやってみたことや、既にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① 日焼け止めを掃除アイテムに使う
1年で使い切ることが難しい日焼け止めクリーム。
何か使い道があるのではないかと、まず日焼け止めクリームの成分を調べてみると、水や油がベースとのこと。
成分を知ったら意外と芋づる式に使い道が見えてきたそうです。
まず試したのは手についた油性マジックの跡。
いつもはアルコールで落としていましたが、日焼け止めクリームをちょっとつけて円を描くようにこすってみると、あれよあれよと落ちていく。
油性マジックだけではなく、クレヨンやDIYをしたときに手についたペンキもきれいに落ちていました。
元々肌に優しいものなので、少量なら体につけるのも問題はなさそうです。
「他にも何か使い道がないかな?」と調べていたら、はさみにテープなどののりがついてしまったべたつきの解消にも効くとのこと。
日焼け止めクリームをはさみの刃に塗り、数回開閉。
そしてティッシュで拭き取れば、いつの間にかべたつきが取れている。
汚れがなくなり新品同様にピカピカになるんです。
はさみのべたつきが取れるのならと、コップなどに残ってしまったシールの跡にも塗り込んでみたらこちらも落ちる。
できることなら本当の使い方で使い切りたいですが、お掃除アイテムの代用品にもなるので、ゴミとして捨てている方は一度試してみるといいかもしれません。
私は1年で使い切ることができなかった日焼け止めクリームは、顔以外の場所に塗ってどうにか使い切っていました。
テープののりが付いて切れ味が悪くなっていたはさみに試しに塗ってみると、べたつきが改善。
その他の方法も色々試して、お掃除アイテムとしても使っていきたいと思いました。
② ティッシュを半分にカットする
ボックスティッシュを購入したら必ずハーフサイズにしているという松本さん。
箱の中からティッシュを束のまま取り出し真ん中からカット。
同様にティッシュボックスも中央から2分割します。
カットしたティッシュの半量を一方の箱の中に戻し、もう一方の箱を差し込み合体。
そうすると、正方形に近い形をしたハーフサイズのボックスティッシュになります。
ちょっと口を拭くときや、メイクをちょっと直すときもポケットティッシュサイズで十分。
きっとムダなく使えるサイズがこれのはずです。
サイズも小さいのでどこに置いてもジャマにならないのも魅力的。
リビングでもキッチンでも、ミニボックスティッシュは大活躍します。
私も、ボックスティッシュは半分にカットして使用しています。
サイズが半分になっても足りないと思うことはほとんどないため、1箱で2倍長持ちする。
ティッシュを買う頻度も減り、節約につながっています。
③ 歯磨きをしながらスクワットをする
歯磨きの時間は、手を動かしていますが、基本的には無心で突っ立っているだけなので、これは本当にもったいない。
いつの頃からか、松本さんは歯磨きをするとき必ずスクワットをするようになったそうです。
普通に足を腰幅くらいに開いて、腰を真下に落とすだけ。
それを歯を磨いている間、やり続けます。
もちろん歯ブラシを持たずに集中したほうが本来はいいと思いますが、大事なのは習慣づけること。
毎日朝と晩の2回、3分程度ですが、きっと体にはいい効果があると思います。
私はこれまで、歯磨きの時間は、ただ突っ立っていただけでしたが、早速、スクワットをしてみました。
運動嫌いの私でも、歯磨きをしている3分間だけと決めれば、手軽に取り組めるので毎日続けていけそう。
その他にもドライヤーで髪を乾かす時間などにも応用できそうなので、慣れてきたら少しずつ増やして習慣化していきたいです。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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