日々の生活に役立つ知識を身につけるために始めた「週1冊読書」。
本で学んだ知識を活かしていくためには、実践あるのみ。
そこで、毎週1冊の本を読んで、実際にやってみたことをご紹介していきます。
読んだ本
今回読んだ本は、ゆきこさんの著書『貯金0円からはじめる一生お金に困らないための生活』。
夫婦ともに貯金0円の状態から家計を見直し、3人の子育てをしながら7年間で1,800万円貯めることができたという著者のゆきこさん。
この本では、そんなゆきこさんが考える一生お金に困らないように今からできることが紹介されていました。
その中で、私が実際にやってみたことや、既にやっていて効果を実感していることを、厳選して3つご紹介します。
① 買った物と残った物を撮影する
買うときは必要な物だけを買っているつもりでも、ちょっと多めに買ったり、使う予定のないものを特売につられて買ってしまうと、食品ロスになってしまいます。
1週間分の食材をまとめ買いしたら帰宅後に並べて撮影し、翌週の買い物の前に残った食材を写真に撮っているというゆきこさん。
まとめ写真と残った物写真を見比べて「これ、買わなきゃよかった!」と猛省。
買い物中に写真をチェックするとムダ買い防止に役立ちます。
残った物写真に写っている物は家に在庫があるので、どんなに安売りしていても買わない。
さらに野菜の種類を減らすなど、まとめ買い写真より気持ち少なめに買うことを心がけているそうです。
また、まとめ買いの前に残っている食材を撮影するのとは別に、週途中でも食材を破棄することがあったら、それをメモ。
残った物の写真と合わせて、食品ロスの軽減や自戒にもなります。
私も早速、1週間分の食材をまとめ買いした後に、並べて撮影。
並べてみると、思っていたよりもたくさん買っていることを実感しました。
これから1週間食材を使っていき、途中で破棄することがあったらメモ。
翌週の買い物の前に、破棄した物のメモと残った食材を写真に撮り、ムダ買いの防止に役立てていきたいです。
② 捨てた物の値段をメモする
家計を見直す前は「貯金はないけど物は多い」という家だったというゆきこさん。
そもそも物が多いというのは、買った物が多いということ。
それだけお金を使っているわけですから、お金が貯まらなくて当然です。
家の中を片づけるために、まずは使っていない物を処分。
その際、捨てた物とそれを買ったときの値段をカレンダーにメモし、1ヶ月分の捨てた物の合計額を出してみると、結構な金額になったそうです。
お金を出して買った物を捨てるのはお金を捨てるのと同じこと。
金額を把握することで、次に何か買うときに慎重になります。
私は、使わなくなった物をフリマアプリで売る時に、買ったときの値段を説明欄に記入しています。
買ってくれる人のために記入していたのですが、これをリスト化して集計すれば自分のためにもなる。
これからは、フリマアプリで売る物だけでなく、捨てた物の値段もリスト化して集計し、ムダ買いの防止につなげていきたいです。
③ お得の仕組みを考える
お得なことの中には、お得”そう”なことも含まれています。
それに飛びついて痛い目にあったことが何度かあるというゆきこさん。
失敗を経験して、お得”そう”なことを見つけたときは「実際には誰が得をするのか?」お得の仕組みを考えるのが大事だということがわかったそうです。
世の中「赤の他人に儲けさせてあげよう」なんて、そんなおいしい話は滅多にありません。
一見、自分が得するように見えても、実際にはその商品やサービスを提供している会社がいちばん儲かるようになっている。
それを理解したうえで「それでも自分にとってお得か?」を見極めることが大事です。
そのためには、飛びつかずにまず調べること。
ネット検索する際は複数のサイトをチェックするのがマストです。
私も、お得そうなことを見つけたときは、飛びつく前にしっかり調べるようにしています。
時間をかけて調べることで、冷静に判断できるようになる。
調べるだけではなく、お得の仕組みを考えることもプラスして、自分にとってお得な情報を見極めていきたいです。
おわりに
その他にも参考になる方法がたくさん紹介されている、こちらの本。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!
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